賃貸マンションの長押に設置できるギターハンガーを作りました。
構造
・市販のギターハンガーを木材に取付。
・帯状鉄板を、木材を抱きかかえつつ長押の溝に掛かるよう先端をフック形状に加工。
主な材料
・キクタニミュージック製ギターハンガーGH-525(取付ネジ付属)(約1000円)2ケ
・1x4SPF木材 19x89x800mm (約300円)1ケ
・平金物(帯状鉄板) 25x450xt1.6mm (約100円)2ケ
主な工具
・電動ドリルドライバー
・万力(バイス、C型クランプ)→鉄板曲げ用
・モンキーレンチ →鉄板曲げ用
・木材、鉄板の端材 →鉄板曲げ用
※木材カットはホームセンターでやってもらいました。
賃貸物件のため長押に直接ビスは付けられません。
当初は既製品の建築金物(L字金具とか)を組み合わせてと考えていましたが、長押の溝や天井との寸法など諸々考慮した結果、帯状鉄板を自分で曲げ加工する道を選びました。
この曲げ加工が今回最も苦労し、また手持ち工具のみで工夫した点です。
色々試行錯誤したのですが最終的に取った曲げ加工の方法を主に写真で紹介します。
先端フック形状の加工。まずクランプと鉄板の端材で押さえます。
先端をバイスでつかんで
手前に曲げます。
横から見るとこんな感じ。
曲がりました。
さらに先端をモンキーレンチで掴んで 曲げます。
ここまでしか曲げられないので
さらにバイスで掴んで曲げます。
反対側、木材を抱く部分はある程度は木材端材の直角を利用して手で曲げられます。
またバイスで掴んで、さらに曲げます。ややアールが残るのには目をつぶります。
金具の曲げ加工が完了です。
あとはこの金具やギターハンガーを木材にビス留めして完成です。
金具は元々開いていた穴で木材の裏側からビス留めしました。
木材の裏側などにすきま調整用に段ボールを接着しました。
長押に引っ掛けてギターを吊るして完成です。
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